中高生&大人の生徒さんのグループ・レッスン。はじめさんは、もういつでも発表会OKだと言っていますが、やはりニ長調の軽やかさが足りない。ニ短調とのコントラストを出して欲しいところです。
最後にコーラスの練習をしました。今回は総勢8人しか居ません。子どもたちの半分ですが、各パートの代表のつもりで声を出して欲しいです。少ないですが、なかなか迫力がありました。
譜面台を外して弾く時、何処を見ますか?多くは鍵盤を見ると思いますが、目をつぶったり、鍵盤から目線を外して、少し天を仰いだりして弾いたりする事もあります。子供の頃は、「そんな事は大家になってからだ」と言われましたが、ピアノを弾くという行為は、役者みたいなところもあると私は思います。曲という台本には、やはりドラマがあるから、恐ろしいような箇所は目をカッと見開いたり、美しい箇所は夢見るように弾いたりなどなど。表現するうえでの表情は大切なのではないかと思います。