ベートーヴェン ピアノソナタ第12番「葬送」

教室で子供たちに人気のある作曲家は圧倒的にベートーヴェン。
耳の病と戦いながら傑作を書いた偉大な人というのが理由のようだ。
今、取り組んでいるのは「ピアノソナタ12番」だが、初期から中期へと繋ぐ重要な作品。
全4楽章から成るが、ソナタ形式を全く含まない組曲風の作品。
今月紹介する第1楽章は、主題と5つの変奏曲から成り、この楽章だけで
8分程かかる。穏やかで美しい主題が、巧みに変奏される。
変奏曲は勉強していて面白く、最後のヴァリエーションが特に好き。
来月はテンポの速い第2楽章&有名な葬送行進曲の第3楽章。
「ある英雄の死を悼む葬送行進曲」と副題が付いている。
そして、最後は対位法を用いた第4楽章。この作品は春までかかるなぁ。
ショパンはこの作品が好きで、第2番のピアノソナタは同じように第3楽章に
有名な「葬送行進曲」を書いたのだとか。興味深い繋がりだと思う。

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