PMFオーケストラ演奏会〈プログラムA〉

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7月16日(日)
札幌コンサートホールKitara

指揮:準・メルクル
PMFヨーロッパ
PMFオーケストラ

program

●ベルリオーズ:序曲「海賊」作品21

●細川俊夫:夢を織る

Intermission

●ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」

【第一部】
序奏と宗教的な踊り
全員の踊り
ダフニスの踊りとドルコンのグロテスクな踊り
ダフニスの優しく軽やかな踊り
ヴェールの踊り~海賊の来週
夜想曲とニンフの神秘的な踊り

【第2部】
序奏
戦いの踊り
クロエの踊り

【第3部】
夜明け
無言劇
全員の踊り

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土砂降りの雨の中、札幌に到着。Kitaraでランチの後、今日の席を確認するとオーケストラの側でKitaraではP席の呼ばれている最前列でした。目の前には色々な楽器が沢山在って、それをどんな風に演奏されるのか、ワクワクしていました。

ベルリオーズの「海賊」は初めて聴きましたが、心が躍るようなワクワクする音楽でジョニー・デップ主演の『パイレーツ・オブ・カリビアン』を思い浮かべてしまいました。続いて、細川俊夫さんの「夢を織る」も初めて聴く曲でした。私の前に在る風鈴のような大中小や不思議な楽器は、一体何なのだろうと興味津々で聴きました。今度は、とても幻想的な雰囲気に包まれました。この世なのか、あの世なのか…。重なり合う音が心地良くて、不思議なゆらぎに身を任せて聴き入りました。あっという間の前半。

後半のラヴェルの「ダフニスとクロエ」が聴きたくて本日の公演を選びました。大編成のオーケストラによるラヴェルならではの多彩な音色を楽しみたいと思いました。PMFヨーロッパはウィーンフィルの巨匠たちも一緒のオーケストラなので豪華です。ヴァイオリンのライナー・キュッヒルさんの姿が見えました。最近は、私の好きなギタリストの福田進一さんと共演されてます。チャンスがあったら、お聴きしたいです。

準・メルクル氏の指揮が小気味よくて、とても素晴らしかったです。私の席からメルクル氏の指揮がよく見えて興奮しました。思わず指揮棒の方を見てしまうので忙しかったです。(笑) うっとりするような優雅な調べから激しい調べ、しなやかな踊り、熱狂的な踊り。風が吹くような音が盛んに出てきました。そして、激しい太鼓の応酬。それにしても、色々な楽器が在るのですね。それを見ているだけでも楽しかったと終わってから後ろの女性。最後は両方の手にタンバリンを持った女性に目が釘ぐけになりました。圧倒的なスケールに、会場は大興奮でした。若手の演奏家が嬉しそうに抱き合っていました。今日のプログラムは「夏の音楽祭」という感じで、本当に面白かったです。素晴らしい演奏に心からブラボー!!

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演奏会が終わると雨があがり、夕方はすっかり晴れて、あちらこちらのビアガーデンに人々が集っていました。

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