音楽と真摯に向き合う

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昨日の大雪で駐車場の雪が地下水で氷となって残っているので、それを砕いて再度融かす作業を繰り返しているのだが、珍しく-7℃~10℃という事でなかなか融けない…。寒いので元気の出るイエローのお花を集めました。ピンクのチューリップを一輪入れてみました。

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なんと2週間前のグラジオラスがまだ頑張っています。意外と持つお花なのだと知りました。そこにチューリップ、フリージア、薔薇を足しました。

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以前、バレンボイムのベートーヴェン「ピアノソナタ」のマスタークラスを観た。受講生は若いピアニストたち。あのランランも!先生は、まず褒めるが、その後に基本的な事を指摘した。拍子を数えること。そして、そのテンポで弾くこと。えっ!と思ったが、実際に先生の言うとおりであった。曲は「熱情」の第1楽章だったが、弾き手は冷静に曲を制御しなければならないという事を言っていたように思う。そして「たった一音でもクレッシェンドできる!」と。これには会場も私もびっくりした。しかし、バレンボイムが弾くと、確かにたった一音でもクレッシェンドしたのだ。あぁ出来るのだ!と思った。だからバレンボイムのベートーヴェンは、いつも気迫が漲っていているのだと思う。冷静に制御しているからこそなのだと改めて思った。それにしても、このレッスンで1番驚いた事は、ランランがとても素直な生徒だった事です。ランラン程のピアニストでもバレンボイムの一言一言に真摯に耳を傾けていた事です。

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レッスンで、間違いや勘違いを指摘すると、それを認めずに「間違っていません」「最初から正しく弾いています」と言う生徒さんが居ます。しかし、楽譜を見ないで弾くので、思い込みで弾いている事に気がついていません。次回はレッスンを録画して客観的に自分の演奏がどうなのか、またレッスンの中で指摘された事についての言動がどうなのか、考えてもらおうと思います。

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