8月1日(日)
PMFピクニックコンサートに出かけました。家を出た時から雨が降っています。こんな時は「ショスタコの5番を聴きながら雨をけちらそう」なんて言っていたら、だんだん小降りになってきました。芸術の森には10時前に到着。なんと2番目に並んでいます。早くから並ぶ人は椅子を持参しています。これだと雨さえ酷くなければ平気です。はじめさんは、いつ雨が降ってもいいようにロゴスのポンチョを着ています。私は去年購入したPMFのウィンドブレーカーを着ています。ここまでは平和でした。
会場11時30分。そして開演12時。かなり強く雨が降り、私もポンチョを着ました。周りを見ると、皆さん万全の体制をしてきているのですね。驚きました。最初は地元、札幌交響楽団から。曲はチャイコフスキーの3大バレエ音楽から15曲ほど。指揮は高関 健さん。トークを交えての演奏でスパークリングワインを飲みながら聴きました。優雅な旋律に会場も雨に打たれながら持ちこたえています。今年はシンガー大活躍の年でした。「ラ・ボエーム」に登場した10人のシンガーによる歌が素晴らしかったです。豊かな表現力と声量に圧倒されました。夕方になると雨もすっかりあがって夕焼けが見えました。しかし、シートは降り続いた雨で濡れ、浸水して服も濡れてしまいました。17時からルイジ氏の登場。やっぱり晴れるのですね!ピアノはリーズ・ドゥ・ラ・サール。ショパンピアノコンチェルト2番。美しい人ですが、演奏も美しくて素晴らしかったです。アンコールにショパンのノクターン第19番を披露してくれました。大きな拍手が続きました。いよいよ最後はブルックナーの交響曲7番。これがとても良かった。見事な演奏でした。流石、ルイジ!ルイジの指揮は、とにかくカッコイイですし、見ていて楽しいです。音楽作りも本当に深くて素晴らしく、「これまでの指揮者で最高かも」なんて、はじめさんも大絶賛でした。来年も引き続きルイジ氏が芸術監督です。また盛り上がる事でしょう。
途中で着替えたにもかかわらず、もう何もかもがべちゃべちゃ。ずぶぬれでしたが2400人もの来場があったのですって。記事はこちら。http://www.pmf.or.jp/php/jp/details/index.php?id=577
10時前に帰宅して、いそいで水槽を見に行きましたが「ハイフィン」はウィローモスの中で身体を縦にして息絶えていました。朝、声をかけて行った時は大丈夫かと思ったのですが…
写真は5月に撮ったものです。上はボスの「ライオン」。下が「ハイフィン」。我が家には、こんなにフィンが立派なプラティは他にはいません。身体も5センチほどあり大きく、フィンの長さは尻尾より少し長いくらい。昨年1月に生まれた兄弟は、とうとう「ライオン」だけになってしまいました。「ハイフィン」が旅立って、寂しくなった60センチ水槽です。