言いたい人には言わせておけばいい

発表会まで3週間と迫ってきて慌しく、体験レッスンの申し込みもあるけれど、終わってからお願いしたところ、発表会に来て下さるそうで嬉しく思った。そうかと思えば、まさか今頃になって「発表会に出ません」という電話がかかってくるとは…。参加表明を出したのだから当然プログラムにも名前が載るし、8月以降のお取り消しは出来ません(参加費の返金は致しませんのでご了承下さい)とのお手紙を出しているにもかかわらず、「出ないのにお金は戻らないのですか?」と怒ったように言うのには呆れてしまった。そういう人って自分の事しか言わない。もう少し冷静になって考えられないのかと思う。恐らく子供の意思ではないのでしょう。本当に残念としか言えない。レッスン中でなかったから良かったけれど、暫く集中して弾けなかった。やめる時に、大抵の先生は「どうしたのですか?」と聞くと思うのだけれど、そういう人にとっては「はいそうですか、分かりました」という返事の方が都合が良いのだろう。やめる時に、「もう少しお考えになっては?」なんて言うのは「しつこい」ということになるらしい。「簡単にやめさせてくれないって」。まさかヤクザであるまいし、人間不信になりそうだけれど、私は何ら間違った事はしていませんし、教室の生徒さんをまとめていかなければならず、前を向いて進むだけ。幸い、はじめさんが電話での私の会話を一部始終聞いていて「冷静に対処していた、しかし、そんな失礼な事を言われて、どうして言い返さないのか」と言うのだ。生徒さんが頑張っていることなら私も頑張れるけれど、そうでない事には無駄なエネルギーを使いたくもない。

毎年「譜読み」の段階で発表会に参加していた生徒さんが、今年は内容のある練習をしている。レッスン内容も全然変わってくるし、面白みも違ってくると思う。良い事もそうで無い事も色々な事があるけれど、毅然とした態度で堂々としていることが大切だと思う。「言いたい人には言わせておけばいい」と、昨日のTV放送「げげげの女房」で、おばあちゃんが孫の藍子に言っていたように。

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