建国記念日。コロナが収束しないのは憲法のせいではありません。十分な補償と徹底した検査をしたなら、ここまで感染拡大はしなかったのではないでしょうか。
憲法は権力者を縛るもの
コロナ対策の失敗を憲法のせいにして、本来なら権力を縛るはずの憲法を独裁権力を得るために国民を縛ろうとするための改憲に躍起になっています。
こんな無能な政権に憲法が緊急事態条項の三権分立に基づかない権力を与えてたら、どんな恐ろしいことになってたか。補償もなしに、ロクな対策もできないまま批判を抑え込み、対案を無視し、私権制限しまくって、地獄だっただろう。
— 平野啓一郎 (@hiranok) May 3, 2021
緊急事態宣言と緊急事態要項は、響きだけが似ていて中身は全然違うということに気が付かない人が多いのだと思います。要項はナチスの手口であり、絶大な権力を得て国民を縛ろうとするもの。
私はポーランドのアウシュヴィッツ収容所を実際に見てきましたが、人が人に対して行ったおぞましい現実に愕然とし、絶望的な気持ちになったことを忘れません。人権を奪われ、自由を奪われ、命を奪われた。
PCR検査の拡充に、ワクチン接種の迅速化に、医療態勢の強化に、なんで緊急事態条項が必要なのか? 馬鹿も休み休み言ってほしい。
— 平野啓一郎 (@hiranok) May 3, 2021
改憲などされたら、ナチスがワイマール憲法48条である大統領緊急令を利用して、言論・集会・結社の自由といった基本的人権・人身の自由・住居の不可侵・財産権の保障などを骨抜きにしたのと同じことになります。
数の力で強行採決を繰り返してきた
以前、麻生大臣が「ナチスの手法にならえ」をまさに実現させようとしています。内閣が国会の事前承認もなく事実上の立法権を獲得し、与党の数の力で選挙すら止めてしまえるものです。
国民投票法改正案採決に反対します
日本憲法の3原則
・国民主権
・基本的人権の尊重
・平和主義
データの改ざん・公文書隠蔽を平気で行い、数の力で強行採決し、問題だらけの特定秘密保護法を通過させた人たちです。腐りきった政治に国の根幹を覆させてはならない。
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