ゆっくり、しかも超ゆっくり弾く練習

本番が近づくと、通してばかりの練習をしてしまいがちですが、ゆっくり弾けますか。ゆっくりよりも遅く、超ゆっくり練習がおすすめです。

何となく指の感覚で弾くのではなく、一音一音確認して

いつも苦手な箇所よりも、むしろ普段なんでもない箇所を、ふとミスタッチすることで、そこから崩れることがあるので、そんなときに、さり気なく次の音へ運べるかが大切です。リラックスして練習するにも、響きを聴きながら超ゆっくり弾いてみましょう。

暗譜は難しくない

超ゆっくり弾けたら、自然と暗譜できてしまうものです。色々な箇所からでも弾けるように、練習しておきましょう。

右手だけの動き、左手だけの動きも、いまいちど確認。両手でないと弾けないという人は意外と多いです。

歌いながら弾くピアニスト、アンドレ・ワッツ

歌いながら弾くピアニスト。子供のころからアンドレ・ワッツが好きなピアノストですが、物凄く速いパッセージでも歌って弾いています。日本ではあまりメジャーではかったときに、リストのパガニーニ大練習曲集やロ短調ソナタを聴いて、更にファンになりました。

次にリサイタルがあったら花束を渡そう!と決心しました。それから数年後に厚生年金会館で開かれたリサイタルで花束を渡しました。グローブのような大きな手でした。そして、クリクリの大きな目で「ドウモアリガトウ」と優しく花束を受け取ってくれたことが忘れられません。

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