ピアノの演奏はスポーツ選手並みのメンタルトレーニングが必要

12月ですが雪が少なく助かっています。ランチの後、余市川へウォーキングに出掛けました。明日は母の外来があり時間が読めないので、今日は5㎞コースにしました。

楽しいから続く


街歩きよりも余市川のウォーキングは、野鳥などを楽しめてリフレッシュできます。ピアノもそうですが、継続することの大切さは無理をしないこと。頑張り過ぎないことだと思います。

あっという間に感じるウォーキングも5㎞も歩くと1時間超えです。ピアノの練習も1時間は、あっという間で、1時間しか練習できないときは足りないなぁと思います。大きな違いは、1時間あるくのと1時間ピアノを弾くのとではメンタル面が違います。

ピアノもスポーツ並みにハード

ピアノは優雅だと思っている人が多いと思いますが、私はスポーツと変わらないと思っています。1時間のウォーキングと、弾く曲のメニューにもよりますが、ラフマニノフの「鐘」とリストの「ラ・カンパネラ」を1時間弾いたら同じくらいスタミナを消費します。

ピアノで1時間のプログラムを組むとしたら、相当なエネルギーを必要としますよね。歩く1時間の方が遥かにラクです。歩くのは頭を使わなくて良いからです。

気持ちを切り替えるのにウォーキングは有効


時にピアノは壁にぶつかることがあります。どんなに練習しても弾けないとイライラして逆効果になったり…。そんな時に余市川の存在は大きく、私は何度も救われてきました。歩いていると、違う角度から練習してみたら?とヒントを得たり、自然に触れてリフレッシュできた後に弾いてみると、心も身体も軽くなったような気分になり、出来そうだ!と思う思うことがしばしばあります。

車がUターンした後がアートのようでした。雨の日だと気が付かないのも雪が降った日の楽しみ方。ワンちゃんや人の足跡も雪の日は楽しいです。

色彩とリズム

久しぶりにドビュッシーの「水の反映」を弾いていますが、8分の4拍子というスコアが、まず面白いです。一見、難しいスコアに見えますが、ちゃんと4拍子を感じたら、それほど難しくないと思います。ただ、ドビュッシーの作品はスコアに書かれていることを、ただ実行すれば良いというわけれはない。そこが難しくも面白いところです。jazzに似ているところがあると思います。


上の鍋に好みの量のチーズをプラスする。この匙加減でかなり違う味わいになりますよね。ピアノの演奏にも、この匙加減がとても重要だと思います。同じ曲でも、弾き方によって様々な演奏が可能になります。だから奥深くて、難しくて、面白いのだと思います。この匙加減が自由自在になれば、演奏もぐっと深みが増すのすが、そこにはスポーツ選手並みのメンタルトレーニングが必要となってきますよね。

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