PMFピクニックコンサート2011

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7月31日(日) 午後12時開演
レナード・バーンスタイン・メモリアル・ステージ

22回目を迎えるPMFですが、今年も最終日のピクニックコンサートへ出かけました。去年と同じく10時前に到着したのに、もうけっこう並んでいます。この時間から既に暑く、木陰に避難しました。

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去年のブルーのルイジTシャツを着てブルーの帽子を被っているはじめさん。ちなみに今年のはグリーンなのですが、ゲットしてあります。また車旅で、はじめさんに取られなければいいのですが…

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11時に会場。今日は晴天!昨年は雨が降り続き、ずぶ濡れになりましたが、今年は大丈夫でしょう。開演に先立ち、東日本大震災で亡くなった方々・被災された方々への演奏がありました。プログラムの最初は「PMF青少年のための音楽会」。指揮は尾高忠明さん、そして札響による演奏からです。リストの交響詩「レ・プレリュード」は初めて聴く曲でしたが、なかなか面白かったです。尾高さんは「けっこう疲れる曲です」と言っていました。続いてR・シュトラウスの交響詩「ドン・ファン」、チャイコフスキーの幻想序曲「ロメオとジュリエット」。演奏の後、私はすぐに席を立ったので分からなかったのですが、はじめさんによると、お話を終えた尾高さんはオケを残してステージから居なくなり、オケの人たちが困っていたとか。まぁ暑いと、そんなハプニングもありますね。

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会場ですが、大勢入りました。最前列に居るはじめさん。ノンアルコールビールをグビグビしてご機嫌です。私は最初だけギネスを飲みました。外で飲むギネスも格別です。その後はゆっくりワインを飲みながら楽しみました。次は「PMFアンサンブル演奏会」。ステージの上に色々な楽器が配置され面白そう。最初の2曲がとても幻想的で綺麗でした。メンバーが入れ替わり、立ち代り。色々な音楽が演奏されました。それにしても炎天下で、座ったまま演奏を聴き入るのは、大変です。熱中症にならないように気をつけますが、肌を覆うのは暑いです。休憩は必ず席を立って、身体を動かした方が良いですね。3番目のステージは「未来のPMFアカデミー演奏会」。HBCジュニアオーケストラの登場。指揮はフルートの阿部博光さん。ベートーヴェンの「エグモント序曲」は、とても良い演奏で、ちょっとびっくりしました。続いて指揮がダニエル・マツカワさんに代わり、ベートーヴェンの「運命」。これは、挑戦だったのかも知れませんね。最後はチャイコフスキーの序曲「1812年」。序曲は、2曲共良かったです。時刻は夕方5時。いよいよファビオ・ルイジの登場。ようやく涼しくなり、次第に寒くなりました。車からウィンドブレーカーを持ってきて良かったと、はじめさん。目玉の「PMFオーケストラ演奏会~ルイジのマーラー「巨人」~。「巨人」の前にマーラーの「リッケルトの詩による歌」と、「亡き子をしのぶ歌」が演奏されました。トーマス・アンプソンというバリトン歌手がステージに登場しましたが、まさに巨人。デカイ!はじめさんは後ろの人は付き人かと思ったそうです。いえ、ルイジさんですよ。プログラムに詩が掲載されていたので、読みながら聴き入りました。深く良い声した。ただ歌手があまりにも大きい方なので、ルイジ氏は、ちょっと指揮しづらそうに見えました。さぁ、いよいよ交響曲第1番「巨人」。野外ステージにオケによるカッコーが鳴り響き幻想的な世界に誘われました。有名な第3楽章が好きですが、これを聴くとあのシンプルなメロディーが頭から離れなくなります。2つの全然違う音楽が同時に鳴り、なんとも不思議な世界です。終楽章は嵐のように激しい曲。相変わらずルイジの指揮は全身を使って、躍動的でカッコイイですね。司会の方も興奮気味に「素晴らしい上半身の動き!」と言っていたのが可笑しかったです。
今年も終わったなぁ。第1回の時、バーンスタインがここで指揮をしましたが、その後まもなく亡くなりました。尾高さんも話していましたが、「あぁこれでPMFはダメになるだろうね」と。私もそう思いました。しかし、トーマスやエッシェンバッハ、そしてバーンスタインの愛弟子である佐渡裕さんの頑張りが凄く大きかったですね。開催地が札幌に決まった時は本当に驚きました。毎年欠かさず聴くことで応援していきたいと思います。

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