練習しない子の対応

昨日から夏休みのはずだったのだが、来月の発表会に向けて主に練習の足りない生徒さんのレッスンが結構入ってしまった。出来ないところや、分からないところを積極的に質問してのレッスンなら意義のある補講だと思うけれど、練習に付き合っているような場合は駄目だと痛感した。2人の生徒さんに2回補講した結果、ひとりは出来るようになって喜んで帰ったが、もうひとりは、前回1時間半もの時間を使って練習の仕方をレッスンしたにもかかわらず、まるで練習してこなかった。今朝も1時間以上もかかってしまった。しきりに「お腹が痛い」と言うのは、練習してこなかった罪悪感からなのかも知れない…。「もう補講は無し。やらないのなら代役を立てるし、曲をカットします」と言うと、ちょっとびっくりした顔をしていた。ん、今まで甘やかしてしまったのがいけなかったなぁ。反省。

練習してくる子は、弾けるようになるのが早く、面白いから更に練習してくるのだと思う。練習しない子は、諸事情はあるかも知れないけれど、楽譜を読むのが億劫だったり、弾けないまま放置しているので、面白くない。結果、練習したくないのだと思う。だから、先生は、何としても弾けるように、ピアノを弾くのが楽しくて面白いと思うレッスンをしなくちゃいけない。この時期、いつもギリギリまで練習しない大人の生徒さんが、今年は様子が違う。ゴージャスに弾けているので、ようやくピアノが面白くなったと。遅いって(笑)。そうなってくるとレッスンの内容も全然変わってきますよね。その音が違うとか、リズムが違うとかでは無く、どう表現するのかというレッスンをしたいものです。さて、明日も午前中は補講。明後日から私も夏休み入ろうと思うけれど、最終日の16日に調律が入り、今年も短い夏休みになった。ステージ練習は近づいてくるし、ドレスも決まって、テンションが高まるが、練習しない子には参る…

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