夏の風物詩PMF音楽祭が、いよいよ今日からスタートしました。今朝はレッスンをしてから3日分の食べ物や服、キャンプ道具などを用意して出掛けたので慌ただしかったです。
目次
バーンスタインのTシャツを着た男性
ロビーで、はじめさんが話していた男性はバーンスタインのTシャツを着ていらっしゃいました。私も第1回のときはピクニックコンサートの最後の方のプログラムを聴き、遠くの方からバーンスタインを見ていました。
あの時の大失敗は、その貴重な機会を全部聴かずに、義理で同業者のコンサートに行ったことでした。その年のPMFのバーンスタインが指揮をするコンサートは全て完売でピクニックコンサートしか残っていませんでした。本当に後悔しました。
指揮者の目の前の席
2022年7月16日(土)
札幌コンサートホールKitara大ホール
指揮:ケン=ディヴィド・マズア
PMFベルリン
PMFオーケストラ
ヴァイオリン:金川真弓
チェロ:上野通明
ピアノ:北村朋幹
program
●バーンスタイン:「キャンディード」
●ベートーヴェン:ヴァイオリン、チェロとピアノのための3重協奏曲ハ長調 作品56
intermission
●シルヴェストロフ:賛歌―2001 〈日本初演〉
●メンデルスゾーン:交響曲 第5番 ニ長調 作品107「宗教改革」
Andante-Allegro-Allegro vivace
Allegro vivace
Andante
Andante con moto-Allegro vivace
ロビーには出演者の写真とサインが展示されていました
最初にバーンスタインの「キャンディード」から始まりました。明るくて爽やかで夏にピッタリの曲ですよね。バーンスタインのTシャツを着た男性は「朝、キャンディードを聴いてきた」と、はじめさんにいっていたそうです。
続いて、札幌市長の秋元さんからご挨拶がありました。
前半の2曲目はベートーヴェンのヴァイオリン、チェロとピアノのための3重協奏曲ハ長調 作品56。これは初めて聴きました。オーケストラも加わって華やかな演奏でした。
緑色な気分
後半はウクライナ作曲家で「賛歌-2001」でした。「沈黙を纏っている」と作曲者のシルヴェストロフの言葉がよく伝わってくる平和を願う美しい祈りの曲でした。演奏が終わってから、暫く余韻がありました。感動したのは、その余韻を会場のみなさんと共有できたことでした。
本日のメンデルスゾーンの交響曲第5番。メンデルスゾーンの交響曲を聴いたのも今回が最初です。第4楽章まである大曲で、全体にvivaceな音楽でした。
長い時間に渡るコンサートでしたので、アンコールはありませんでしたが、温かい拍手が鳴りやみませんでした。
指揮者のケン=ディヴィド・マズアさんの目の前に座っていたので、表現したいことが凄く伝わってきて一緒に演奏に参加している気分でした。
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