教室では毎月「がんばりカード」を生徒さんに渡して、練習した日に色を塗ったりシールを貼ったりしてもらっていますが、毎日練習してくる生徒さんがいます。
目次
上達したいという貪欲な熱意
毎回よく練習してくるKちゃん。レッスンノートには「がんばりました」か「よくできました」の判子ばかり。
ピアノは弾けると面白くなるのですが、毎日欠かさず練習してくるKちゃんは大したものです。
表現する喜び
ピアノの演奏は、ただ楽譜に書かれている音符を正確に弾くことだけではありません。もちろん正しく弾くことは大切ですが、もっと大切なことは、正確に弾けたうえに表現することです。
まだ低学年のKちゃんに表現することを伝えるのは難しいですが、「こんな風に」と実際に弾いて強弱やテンポコントロールの仕方を教えています。
美しいピアニッシモを奏でよう
先日のコンサートでマエストロ、サイモン・ラトルが奏でるピアニッシモの美しさに鳥肌が立つほど感動したことを話すと、目を輝かしていたKちゃん。
フォルテを奏でるのは案外と簡単ですが、美しいピアニッシモを奏でるのは至難の業だと、かのリヒテルもいっていました。
ひっそりと咲いていた秋のミニ薔薇
北海道は2回しか咲きません。夏に咲く薔薇より少ないですが、秋に咲く薔薇は清楚な感じがします。もうすぐ雪が降る前に咲く薔薇は力強く、また来年も綺麗に咲くぞという意思みたいなものを感じます。実際、厳しい冬の中で越冬して夏になったら咲き誇るので薔薇は強いです。何よりも嬉しいのは、それほど手をかけなくても勝手に綺麗に咲いてくれることです。
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