幻想的な景色「気嵐」の早朝 / 大沼から小沼までもう一息のカヌー

4時50分に目が覚めたので、サイトまで行ってみると、「気嵐」が発生していました。海と陸の温度差が生まれたときに発生する気嵐(けあらし)は、いつでも見られるわけではなく、寒さの厳しい時期でないと見られません。

早朝カヌーに挑みたかったけれど寒い

釧路川のカヌーツアーに参加したときは、早朝5時のツアーで同じ時期に気嵐が発生していました。あの時は、気嵐が発生する幻想的な塘路湖から釧路川へとガイドさんと一緒に静かに漕いでいきました。

湖畔サイトはカヌーでいっぱい

朝サイトの周りを見てびっくり。もうこれ以上は張れないくらいのテントやタープの数でした。

カヌーが出しやすいので、湖畔側が人気です。カヌー人口が減少傾向にある中、此処はカヌーに乗る人が多いようです。

気嵐が発生する条件は、風が無く晴れていること。後で知りましたが、気¥¥お隣のテントの女性がワンちゃん2匹をパドルボートに乗せて、気嵐の中を漕いだそうです。

朝焼けと気嵐は、いつまでも眺めていたいくらい幻想的で美しかったですが、寒かったのと、もう少し眠たかった…

朝焼けと気嵐は、いつまでも眺めていたいくらい幻想的で美しかったですが、寒かったのと、もう少し眠たかった…

穏やかでも風が吹くと海のような波が立つ

8時頃に来て見ると、もう気嵐は消えていました。晴れて穏やかだったので、はじめさんは朝食の前に小沼まで行ってみようといいます。

小沼までどれくらいあるのか皆目見当もつきませんが、目印の赤茶色の鉄橋を目指してひたすら漕ぎました。しかし、風が出てきて波が立ってきたので、あともう一息のところでしたが引き返すことにしました。

行きは「よいよい」でしたが、帰りはまるで海のような波が立つ中を必死に漕いで漕いで、ようやくキャンプサイトが見えたところでホッとしました。

調べると、風が吹くと海のような波が立つので要注意とのこと。穏やかでも突然、豹変するので怖いと思いました。

小沼の位置を確かめてみた

あともう一息だった小沼の位置を確かめに来てみました。しかし、此処はよく来る場所でした。やはり、後ろの赤茶色の鉄橋が近くまで見えていたので、ここを通り抜けられたら小沼に来られたのだと確信しました。

しかし、風が吹いて波が立ってきた場合は、無理をしないことも大切だと思います。行きは体力があっても、帰ることえを考えて行動しないとパニックになるからです。

カヌーの後ろの席に乗っているはじめさんが怖くないというのは、波を見ていないからなのでしょう。沼なのに、まるで大海原に居るような状況でしたが、後ろの席は波を受けにくく、水しぶききを受けるのは前の席の私なので、腕はべちょべちょでした。

手にかかる水は、そんなに冷たくなかったのが幸いでした。それでも沈は絶対に避けたかったです。

車に近づいてくる子狐&脚立を盗まれたことに絶句!

今回の車旅では、カヌーの後に立ち寄った温泉の帰りに、複数の子狐が車に近づいてくることが驚きでした。スピードを落とさない轢いてしまいかねない程、近づいてきます。それは観光客が餌付けしたことを物語っていました。

この子狐たちは、もはや自力で餌を見つけられないだろうと思うと、全く躊躇せずに可愛い顔で車に向かってくる姿が怖くもあり哀れでした。

キャンプ場で初めてキャンプ道具が盗まれたのもショックでした。脚立ですよ…。仕方がないので、ホーマックまで走り新たな脚立を調達しましたが、そういうことをする人が居ることに大変ショックを受けました。

駐車場が満車に近く、お風呂などに行った後に駐車できないと困るので、皆さん、このように対策を練っていらしゃいます。でも、きっと以前、何か盗難された結果、このようにお父さんと娘さんのサンダルを置かれたのはないでしょうか。

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