ベルガマスク組曲/Claude Debussy

発表会が終わってから初めてのグループレッスン。小さいな子のグループは10人と賑やかでした。集まると、それだけで嬉しいようで、はしゃぐ子供たち。でも、演奏中は静かに聴きましょう。今月はシベリウスの「樹の組曲」から「ピヒラヤの花咲く時」と「樅の木」を弾こうと思っていたら、生徒さんが、以前学校の試験で弾いた「樅の木」にリベンジしたいらしく、急遽、ドビュッシーの「月の光」に変更しました。

ベルガマスク組曲は、第2曲の「メヌエット」だけ弾いたことがありませんが、全部通して弾いてみると、やはり小宇宙を感じます。はじめさんが、ミシェル・ベロフのドビュッシー全曲アルバムを、かなり以前に購入したのだけれど、まだ全部聴いていません。今回は「ベルガマスク組曲」を中心に聴いてみました。NHKでフランスものを取り上げて、ベロフ先生が講師をした時の内容がとても良かったです。第4曲「パスピエ」はテンポがかなり速いですが、「月の光」は、アルペジオもゆっくり丁寧な演奏です。繊細なアルペジオをいかに綺麗に鳴らすかが難しいところですが、ベロフ先生の演奏を聴いて勉強になりました。

1週間前くらいから、左手の親指の先だけが痺れて気になり、昨日、アレルギーを判明してくれた内科の先生に相談しに行きました。末端神経による痺れだということで、痛くもないし、握力もあるし、指も動きますから、腱鞘炎ではないようなのですが、「ピアノを長時間弾くことと関係ありますか?」と聞いたら、「あぁ」と大きく頷かれてしまいました。恐らく「メフィスト・ワルツ」を長時間弾いた時に左手に負担がかかったのかも知れません。何年か前にラヴェルの「道化師の朝の歌」と、ハノン1冊を弾くのを日課にしていた時も、ステージ演奏の後で右手が勝手に動き出して焦りました。どうも、弾き続けている時は筋肉が鍛えられているのか問題は起きないようなのですが、しばらくして、時々弾くと、しんどい曲だなぁと思うと同時に指や腕に負担がかかるのかも知れません。以前、処方された時と同じ「メチコバール」という怪しい赤い(薬自体は白)薬が今回も出されました。ビタミン剤のようなものらしいです。先生には長時間の練習は避けるように言われましたが、ちょうど旅行に出かけるので、早く治したいです。弾かないわけにはいかないので…。

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