最近、注目されている若手ピアニストの亀井聖矢さん。仲道郁代さんのマスタークラスでベートーヴェンの「ワルトシュタイン」を弾く動画を観て大変勉強になりました。
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鍵盤の感覚を知り歌いながら弾く
子供の頃から好きなピアニストのアンドレ・ワッツはどんなに速いパッセージでも歌いながら弾くので、最初はかなりびっくりしました。20代の頃から仲道郁代さんを知っていますが、同じように歌いながら弾くピアニストです。それにしても、よくあんなに口を動かせるものだと感心します。
鍵盤を見て弾くクセを付けると、なかなか治らないので要注意です。私はよく楽譜で手元を隠して弾いてもらっています。そうすると、鍵盤を見て弾くよりも弾けるので、生徒さんもビックリ!
仲道郁代さんのマスタークラス
いやぁスゴイ動画を見つけました。仲道郁代さんが先生で、生徒さんは今を時めく若手ピアニストの亀井聖矢さんです。
「ワルトシュタイン」を勉強しているので、私もマスタークラスに参加しているような気分になって視聴しています。
ベートーヴェンは面白い
もう一人のピアニストは吉見友貴さんで、31番のピアノソナタで受講されています。まだ全編しか観ていませんが、ゆっくり全部拝聴したいと思います。
ベートーヴェンは「しつこい」とよくいわれます。「ワルトシュタイン」の第1楽章だって、終わりそうでなかなか終わらない。第3楽章はrondo形式なので壮大な長さです。しかし、長い曲を弾くのは幸せな時間ともいえます。
第2楽章は長すぎるといわれ、かなり削られたようですね。
目を瞑って弾く
鍵盤感覚を知ることはとても大切なことで、それを知らずに鍵盤を見ないと弾けないままだと、「譜読み」に膨大な時間がかかるばかりではなく、間違えてしまうことも多いので何も良いことがありません。楽譜を見ながら、難しいパッセージは歌いながら弾いてみましょう。
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