今月のグループレッスンでは、通しで弾くことが目標。ところが、練習不足で右手だけでも、左手だけでもたどたどしく弾く生徒さん。左手がスタッカートで右手がレガートだったり、八分休符が先頭にあるのに同時に弾こうとしたり、だんだん表情が曇ってきました。
目次
左手の和音は鍵盤を見ないで弾けるように掴む
左手の和音は鍵盤感覚を知り、鍵盤を見ないで弾きながら右手のメロディーを歌いながら弾きましょう。といいながら、生徒さんの方を見て、私は鍵盤を全く見ないで弾いてみせました。
弾けないとすぐに「ムズイ」とか「ムリ」とか、小さい子はいいますが、だから練習するのです。難しいから面白いことを伝えます。
舞曲の伴奏は軽く
ピアノは右手と左手が全く違う動きをするので難しいですね。だから超ゆっくり弾いたり、ここだけの練習を示します。ここだけの練習ができたら、次もここだけ。それを増やしていきましょう。
だんだん弾ける箇所が増えてくると、次第に面白くなって次も弾きたくなるはずです。
ピアノって面白いんだよ
左手の鍵盤感覚の練習の仕方は鍵盤を見ずに楽譜を見て指を動かしましょう。次の和音は準備ができてれば簡単に弾けるのに、準備をしていないから弾けなかったり、ミスったり、シャープを落としたりします。
練習不足の生徒さんに、私も一生懸命練習していることを伝えます。スコアを見せると驚いた表情になりますが、練習するのは楽しいから、だから夢中になってピアノに向かっているというと、先ほどまで曇っていた表情をしていた生徒さがようやく笑顔になりました。
発表会で演奏する曲がこんなに素敵だということを、お客さんに伝えましょう。
レッスン前にどうレッスンするかスケジュールを立てる
ピアノは弾けないとつまらないので、ますます練習しなくなります。レッスンでやったことを家でも同じように練習しないと、また振り出しに戻ってしまいます。だから、どうにかして「ここまでは弾ける!」という自信をつけさせないといけません。
珈琲タイムで美味しいコクアゼリーを3分のⅠ食べて、頭の中でレッスンの進め方を考えました。
コメントを投稿するにはログインしてください。