昨夜、スーパーでお買い物をした後に、けっこう雪が降り積もっていたので、プッシャーで軽く家の前を除雪した。今朝、遠方から生徒さんがレッスンに来るので、早目に雪かきをしようとしたはじめさんだが、プッシャーが無いと言う。風で飛んだわけでもないし、倒れたとしても道路まで飛ぶとは考えにくい。だとしたら、盗まれたのだろうか?お花屋さんからは、花泥棒は結構多いので気を付けてくださいと言われた事はあるけれど、あちらこちらに寄せ植えを置いていても、今まで一度も無くなった事はない。それが玄関に立て掛けているプッシャーを持っていく人が居たとしたら、ショックである。まぁ無くなってしまったものは仕方がないので、はじめさんはホーマックで新しいプッシャーを買ってきた。「大きく名前でも書いた方が良いかも知れないね」と話しながら、朝から何だか気分が良くない。道路状態が悪いので少し遅れますと生徒さんから電話が入ったので、少しピアノを弾いていると、明日レッスンに来る小4の生徒さんから珍しく電話があった。電話するのは照れるのか、いつもはハキハキとした子なのにモジモジしている。レッスンノートに明日レッスンする曲を1曲書き忘れたようで、これから練習するのだけれど、明日はこの曲をレッスンしないのかという電話だった。お弾き初め会で弾く曲だからデフォルトなのだけれど、書き忘れたのは私なので丁寧に謝った。そういえば、大人の生徒さん以外は用件があっても自分で電話してくる事は少ない。先日、指を痛めた中2の生徒さんも本人からの電話であれば、早目に対処できたのかも知れないと思った。そんな事を考えながら、プッシャーの事は少し忘れて、気持ちを切り替えてレッスンした。
勉強中のベートーヴェンのソナタ28番の終楽章をグループレッスンで演奏しているけれど、毎回反省点がある。もっと時間をかけて勉強するべきなのだろうけれど、次に進む曲の事も考えなくてはと、今日は16番と18番の譜読みをした。17番のテンペストを挟んで同じ作品31番だけれど、18番は洗練されている。全32曲中まだ3分の1程度で全曲演奏にはほど遠いけれど、たとえ全曲弾いたとしても、もう一巡の旅をしたいと、きっと思うだろう。しかし、他の作曲家も勉強しなければならないし、いかにメニューとスケジュールを考えて組み立てていくかが課題。