昨夜は麻酔で深く眠ったので、手術が終わってから朝までほとんど寝なかった。仕方がないのでグルダのベートーヴェンを21番の「ワルトシュタイン」から32番まで聴いているうちに、なんとベートーヴェンを聴きながら少しだけ眠れたのが驚きであった。
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1400calのコントロール食がどうなものか
身体に管がたくさん入っていて、足も固定されてまだ麻酔が効いているから、腰が痛くて眠れないのだろう。右の太ももがパンパンに腫れて熱を持っている。
そんな中、初めての「コントロール食」。1200calを所望したが、看護師から「それでは術後の食事として足りない」といわれた。さて、この朝食だと味噌汁からだ。ご飯は要らないと断っているのに、ご飯が3回出るというから「残す」ことにした。
ようやく自由になった
全ての管が抜けて一安心。しかし、出血が酷く2回もガーゼ交換した。右膝は、かなり腫れており、左の倍くらいあって怖いと思った。
昼食にバナナとカボチャのサラダ。シチューも血糖値が上がるので、ただcalだけを考えた食事なんだとガッカリした。もやしのおかずだけ完食して、その替わりご飯を少し食べた。
突然、はじめさんから「今、駐車場に着いた」と連絡が入り、飲みものとサツドラの氷を届けてくれた。しかし、これも時間が決まっているそうで注意されたという。
ラウンジで珈琲を飲むのも禁止に驚く
車椅子に乗って移動ができるようになったので、ラウンジで珈琲を飲みながら本を読もうと思った。医大に入院していた頃はスタバが憩いの場であった。
朝の牛乳が結構多くて珈琲を2杯飲んでいると、男性看護師から「ラウンジはマスクをして。飲食は禁止です」といわれ驚く。ラウンジとは休憩する場でないのかい?他にも珈琲を飲んでいた患者さんが居て、すぐに病室に戻った。
自販機が置かれているが、此処で珈琲を買って寛ぐのも駄目なんですね。しかも会話をするなと書いていますが、ここが予約した面会場所なのです。とても矛盾に満ちた場だと思いました。
病室でもカーテンをしていないとマスクを付けなければならず、隣の人もずっとカーテンの中でなんだか引き籠りのような状態。だから挨拶も無ければ会話も無し。コロナってこんなにも人との出逢いを奪ってしまうのかと思いました。
私はベッドの上で本を読むのは嫌いなので、仕方がないから病室に戻りカーテンの中で車椅子に座って続きを読みました。
ワークマン+でお買物と自炊
慌ただしく飲みものと氷を玄関口で渡して去っていった はじめさん。「なんだか悪いことでもしているようだ」といいます。病院というより監獄に居るような気分にさえなってきますが、1週間だと思って乗り切るしかありません。
せっかくなんだから、もっと美味しいものでも食べたらイイのに、何故かいつものようにラーメンです。
もやしが無くて、ナスとズッキーニにしたそうです。お肉は食べないんですか?ベーコンでも入れたらイイのに。
甘い味付けは好みではない
野菜が出ますとのことでしたが、ほうれん草から食べてみると「あまっ!」。豚肉も甘い。もはや味噌汁だけが味方の夕食に、かなり気落ちがしてしまいました。これで家から持ってくるなというのは矛盾していると思う。夕食前に激しく、お腹が鳴り、自分でもびっくりしましたが、ちょっとこの内容には…
本当に患者の身体のことを考えた食事なのだろうかと疑問に思う。
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