炎の画家ゴッホを想いながら穏やかな雪の上を歩く

ランチの後、グランドへと続く雪の道を歩くと、あちらこちらに小鳥の羽が散らばっていた。キツネにでも襲われたのかもしれない。

天気の良い日は雪の上を虫が歩く

今日もお日様が出て気温は低いけれど、良い天気でした。グランドを歩いていると、10匹くらいの黒い虫、セッケイワカゲラが雪の上を歩いました。

いったい雪の上を歩いて何をしているのか不思議ですが、彼らは夏に寝て冬に活動するという普通の昆虫とは真逆の生活をするのだそうです。時々、コース内にいるので踏まれないように気を付けて欲しいと思う。

日本の芸術から影響を受けたゴッホ

天才画家ゴッホが歌川広重の「名所江戸百景 大はしあたけの夕立」を、ほとんどそのまま模写したのは有名なはなし。広重の浮世絵は平面なのに対し、ゴッホの西洋画は立体感があります。

広重ブルーといわれる深い色合いに対し、ゴッホの模写はカラフルです。

ゴッホは南フランスにあるアルルへと移住し「ひまわり」や「夜のカフェテラス」などの名作を次々に生み出しました。

アルルで日本画を描きながら「私は日本にいる」と弟のテオに手紙を出したそうです。

ゴーギャンと暮らした黄色い家

今では100憶円の価値があるゴッホの絵ですが、生存中は不人気で売れた絵は1枚だけだといわれています。

アルルの黄色い家でゴッホはゴーギャンと暮らしますが、2人の天才が暮らすのは難しかったようです。2ヶ月ほどでゴーギャンは出ていき、そして、あの有名な耳切り取り事件が起きました。映画でも観ましたが、かなり衝撃的でした。炎の画家ゴッホは耳を切った自画像も残しています。

 

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