3月17日(土)
ホテルの前に95体のシーサーが居て圧巻です。忙しいなかホテルの人がサービスで撮ってくれました。それにしても、いつも風が強くて帽子が飛ばされそう。帽子を取ると髪がライオンのようになります。右は2000年12月に世界遺産に登録された中城城跡(なかぐすじょうあと)。
300余りもある沖縄のグスクの中で最も遺構がよく残っているといわれる中城。港から2kmほど離れ標高160mの丘の上のありますので、石垣の上に立つと西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)、勝連半島、知念半島を見渡せます。中城城跡は、14世紀中頃まで先中城按司(さきなかぐすくあじ)が数世紀にわたり、西の郭、南の郭、一の郭、二の郭の主な部分を築き上げ、1440年に護佐丸(ごさまる)によって、北の郭、三の郭が増築され現在見られるグスクの形が完成されたようです。
北の郭にある大井戸(ウフガー)。西の郭には夫婦井戸(ミートゥガー)と呼ばれる2つの井戸がり、城郭内に水を確保していることが、この城の特徴でもあるようです。
標高160m!石垣の上に立つと目が眩みそうで怖かったです。曲線の美しさに見惚れました。右下の写真が西の方角へ向けて建てれれた正門(櫓門)。門を挟むように両側に石垣がせり出し、ハンタ道(公道)に向けて狭間がつくられています。
1853年に来島したペリー提督。「要塞の資材は石灰岩であり、その石造建築は、非常に注意深く刻まれてつなぎ合わされているので、漆喰もセメントも何も用いていないが、この工事の耐久性を損なうようにも思えなかった。」と賞賛したそうです。
ANAの機内誌にはマチュピチュにも匹敵すると書いてありましたが、神秘的な佇まいに感動しました。来てよかったです。
中城城跡は見応えがありました。まだ朝食をとっていなかったので、お腹が空きました。次は首里城に行きますが、その前に「首里そば」を食べる事に決定。行列ができるお店だということで11時30分開店ですが11時に到着。はじめさんは間違って近くのお寺の駐車場に車を入れてしまい、とても狭くて車を出すのに冷や汗が出たそうです。レンタカーですからね。私がお店に来た時は、前の女性が2人待っていました。ん、これなら食べられそうです。
お店の駐車場は6台止められます。あっという間に行列ができ、そして満車になりました。待っているとカツオダシのいい匂いが漂ってきて、腹ぺこの私たちにはたまらなかったです。注文すると、すぐ運ばれてきました。はじめさんは大(600円)、私は中(500円)。それと2人で「じゅーしぃ」(200円)という炊き込みご飯をひとつ食べました。なにしろ初めて食べる沖縄そばが「首里そば」になってしまったので、他と比較できないのですが、とてもコシの強い麺で美味しかったです。スープはあっさりのように感じますが、スープだけ飲むとけっこうな塩味で濃いのです。はじめさんの頼んだ大は食べても食べても麺が減らないように見えました。凄いボリューム。「じゅーしぃ」がまた美味しくて、はじめさんはおかわりをしたそうにしていましたが、後の行動に影響が出るからと制止しました。(^^; やはり結果オーライだったようです。