子供の頃に習っていたピアノ教室では、練習曲のツェルニー30番や40番とバッハのインヴェンション&シンフォニアは暗譜仕上げでした。
普段から暗譜に取り組む
譜読みの段階から正しい指使いで弾かないと、のちのち苦労することになるので、まずは指使いから決めていくことが大切です。
小学生のときからツェルニー30番は暗譜仕上げでした。バッハのインヴェンションも。中学生のときはツェルニー40番、バッハはシンフォニアに。でも、暗譜するのは意外と好きでした。暗譜は特別なことと捉えずに普段から親しんでおくと役立ちます。だからといって、楽譜を全く見ないで練習するのは良くないので、楽譜は何度もよーく読みます。目でも覚えておく必要があるからです。
暗譜のコツは、まず構成を知ること。そして、どこからでも弾けるようにすること。
大人の生徒さんは楽譜を置いて演奏
以前は大人の生徒さんも暗譜で発表会に演奏してもらいましたが、暗譜演奏はプレッシャーになるばかりなので暗譜は自由にしています。しかし、楽譜を置いてもどこを弾いているのか見失うことがしばしば。楽譜を置くのだったら、見失わないで区切りで覚えておくとか、途中から弾けるようにレッスンしていますが、緊張すると頭が真っ白になるといいます。
暗譜は難しいのだろうか
暗譜していても楽譜があればリラックスできるので、プロでも譜めくりをたてて演奏するピアニストもいますよね。あの横山幸雄さんでさえ、「ワルトシュタイン」ソナタを譜めくりの人をおいて演奏していた動画を観ました。若いピアニストはタブレットを置いて自動譜めくりで演奏している人もいます。
まずは譜読みを正しく、楽譜を置いてミスタッチを少なく、弾き直しをしない練習をしましょう。
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