琉球王国グスク巡り「首里城」/結婚20周年沖縄旅行 その5

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3月17日(土)
首里城にやって来ました。だんだん気温が高くなって暑いです。神秘的な中城に比べて、こちらは復元されたとはいえ、建物があるのでゴージャス!首里城は那覇の丘陵地に建つ、沖縄最大の城。15世紀初頭に始まる琉球王朝時代には政治、外交、文化の中心として栄華を極めたということです。1992年、沖縄の本土復帰20周年を記念して復元されたそうです。左が沖縄のシンボルともいえる美しい「守礼門」(しゅれいもん)。なんと2千円札に描かれているのですね。でも、2千円札って、あまり手元に置いておきたくないので気づきませんでした。右は首里城の城郭内へ入る第一の正門「歓会門」(かんかいもん)です。歓迎するという意味で両側にはシーサーが迎えてくれました。

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左は瑞泉門(ずいせんもん)。めでたい泉という意味だそうです。石を積み上げた門の上に直接櫓(やぐら)造り。中央は「万国津梁の鐘」(ばんこくしんりょうのかね)。レプリカですが、1458年に首里城正殿に掛けられた鐘で、琉球王国の気概を示す銘文で有名だとか。ちょっとふざけたポーズであしからず。右は首里城正殿。ここに来たときは、まさに青空に真紅の城という感じでした。紅白の模様は諸官が並ぶ目印です。1879年、最後の国王、尚泰が明治政府に明け渡すまで、約500年続いたのですね。

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瑞泉門の前に「龍飛」(りゅうひ)という湧き水がありました。国王一族の大切な飲料水だったそうです。右は「日影台」(にちえいだい)。「漏刻門」(ろうこくもん)の正面に設置されている日時計。1739年から使われたといわれ、1879年まで王国の時を刻んだのですね。なんだかタイムトリップした感じでした。

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建物の中に入るのは有料(800円)でしたが、せっかく来たのでガイドさんの説明を聞きながら回りました。右は「皮弁冠」(ひかべん)。中国皇帝から下賜された王冠。レプリカですが美しい王冠でした。

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左は「御差床」(うさすか)。居住スペースにある玉座。右は床下のガラス越しに見える「遺構」です。首里城正殿は創建以来、戦火、失火により4度の消失と再建を繰り返しているそうです。これを見たら、やはり中城は奇跡的に綺麗に遺構が残っているなと思いました。

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国王が座った椅子。扉を開けると、儀式が執り行われた、「御庭」(うなー)という中庭に諸官が並びました。

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「西の字」(いりのあざな)から歩いて「京の内」に来ました。風が心地よかったです。

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スタンプラリーをして回っていたので結構な距離を歩きました。ここは弁財天堂がある円鑑池(えんかんち)。とても珍しい鳥がいっぱい居ました。カモ科に分類される「バリケン」という名前の鳥だそうです。そういえば鳩も茶色で「琉球キジバト」という名前でした。

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初日に来たかった「うかじそば」。時刻は夕方5時過ぎで、まだお腹はあまり空いていませんでしたが、「軟骨ソーキそば」(680円)が運ばれてきた時、このトロトロに煮込まれたお肉を見て一気にお腹が空きました。(^^; 「じゅーしぃ」(200円)も本当に美味しい。ここでも2人で一つにしました。私たちは、「じゅーしぃ」に入っているのはカツオだと思っていました。運んできてくれた人に聞いたら、わざわざ店長が丁寧に説明してくれました。豚肉でした。カツオはダシに沢山使っているそうです。やっぱり「うかじそば」に来て良かった。すっごく美味しかったです。はじめさんも大満足!

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本日のラストは夕暮れの「海中道路」ドライブ。与勝半島と平安座島(へんざしま)を結ぶ全長4.7kmの海上道路。夕陽がとても綺麗でした。レンタカーはマツダのデミオという車。島の最後まで走ってみました。伊計島に「仲原遺跡」というのがありましたが、暗くてあまり見えませんでした。早い時間でお天気が良かったらまた印象がかなり違ったと思いますので次回のお楽しみとしましょう。沖縄は「わ」ナンバーの車でいっぱいでした。いよいよ明日は最終日。今宵はホテルでのんびり泡盛を飲もうと思います。はじめさんはワインを飲みたそうにしていましたが、せっかくの沖縄ですからね。

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