ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第2番/ファンタジア

グループレッスン。今月から新しい編成なので、子供たちも少し緊張気味だった。新しく入った生徒さんは、同じ4歳の子が欠席だったのもあり、まだ大きいお姉さん方に混ざってのレッスンは苦手なようだ。玄関ですでに泣きそうなので、今日は、お母さんにも同席してもらった。お母さんと一緒なら平気そうだが、普段のレッスンではひとりも平気なので、だんだんと慣れてもらえるように工夫したい。私は、課題曲のベートーヴェンのピアノソナタ第5番を全楽章弾きたかったのだが、リピートなしでも14分かかるので、第3楽章をメインにして、ダイジェストで弾いた。第1、第3楽章でハ短調を弾くことも考えたが、やはり間に第2楽章はあった方が第3楽章へのアプローチが良い。演奏が終わって、久しぶりにディズニーの「ファンタジア」から何か1曲聴いてもらおうと思い選んだのが、ショスタコのピアノコンチェルト第2番。可愛く小気味の良い音楽と「鈴の兵隊」の映像がマッチしていて見事だなと感心させられる。子供たちも、食い入るように観ていた。4歳のEちゃんも「面白かった」とのこと。

大人の生徒さんのグループでは、高校1年の生徒さんが混ざってのレッスン。受験前に指を骨折して、最近ようやく両手で弾けるようになった。珍しく、はじめさんは食あたりで欠席した。午前中、痛風でかかっている病院で点滴を受けてきたが、夜になっても回復はしなかった。ベテランの大人の生徒さんは、2週間ほど前に転んだのが今になって出てきて、長くはピアノを弾けない状態だそうだ。今月はソナチネ9番を全楽章弾く予定だったけれど、第2、3楽章に変更された。中学生のお孫さんもソナチネに入ったけれど、お祖母ちゃんが先を行き頑張ってるのだ。これは本当に凄い事だと思う。指が達者に動くのでソナチネを勉強してもらっているけれど、大正解。他の大人の生徒さんの励みにもなると思う。痛みが取れるまで長くかかるそうだけれど、リハビリ・ピアノで行きましょう。

さて、明日も午前9時からレッスン、グループレッスン、レッスン、グループレッスン。日曜も遠方の生徒さんが入っているが、母の引越しもあり、バタバタしそうだ。

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