人生のよう/ベートーヴェン・ピアノソナタ

昨日、グループレッスンでベートーヴェンのピアノソナタ第5番を演奏した時、小5の男の子が「人生のようだ」と。正直、びっくりしました。まだ10歳そこそこの子から「人生のようだ」という感想があるとは。それだけ、ベートーヴェンは偉大だという事なのでしょうね。教室ではダントツ1位の音楽家です。グループレッスンごとに録画を撮り、後で反省を兼ねて観てみると、小さい子のグループでは、まだ人の演奏を聴くという姿勢ができていなくて、特に前列はおしゃべりしまくり。しかし、昨日の小学生グループは最小学年の小1の女の子のグレードが高いのもあり、恐ろしいくらい真剣に人の演奏を聴く姿勢が見られました。私の演奏はダイジェストでも10分少々かかったと思うのだけれど、最後列の子が前のめりになって聴いていたのが見えました。お互いの演奏を熱心に聴き合うようになるとグループのレヴェルも上がってくると思います。

今日の午前中は遠方の生徒さんのレッスン。差し迫っている学校での伴奏についてのレッスンがメインになった。時計を見ると、かるく90分を超えていた。その後に演奏を聴いてもらいましたが、ダイジェストではなく全楽章とのリクエストに応えていると、そろそろレッスンが終わった頃だろと思った、はじめさんから電話が入った。ちょうど第3楽章の緊迫したパッセージを弾いていましたが、「昼食に出かけよう」。「はい、了解!」と返事をして、中断した所からすぐに弾きだすと、生徒さんも、ちょっとびっくりしていたようでした。(^^; 先月もそうでしたが、特に第2楽章に引きこまれるようで、瞑想の世界へと誘われるのだそうです。

夕方、引越し先の母の部屋がだいぶ落ち着いたとの事で見に行きましたが、まるでホテルのようでした。それにしても大きなTV!一人暮らしをするには、ちょっと贅沢なのではという環境です。昨日、今日と母とワインを飲みましたが、時々はこうして一緒にワインを飲んだり、旅行もしたいものです。

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