ピアノは難しいことの連続 / ゆっくり焦らずに

お昼に外へ出ると粉雪が降っていました。3日ぶりのスノーシュー。グランドの入口もグランドも荒らされていませんでした。

ペダル無しで、ゆっくり弾くのも効果的

出掛ける前に30分ほど、ドビュッシーのアラベスク1&2、「レントより遅く」をペダル無しでゆっくり弾くと、ペダルに頼っていることが分かります。

1番は左手のアルペジオをミスタッチ無しで弾くのは難しい。2番は右手の細かい3連符や瞬時に音を鳴らすのが難しいですが、好きな曲で練習を始めると気分が良い。

「レントより遅く」は、響きのバランスやルバートの加減にとてもセンスを要求される曲です。中間部の右手のオクターブは手が小さい私には、なかなか難しい。

だいぶ以前にドビュッシー特集を組んだときに、連弾組曲「小曲集」全4曲を大人の生徒さんと連弾、「子供の領分」全6曲を小学生、アラベスク1番&2番、「レントより遅く」を中学生の生徒さんに弾いてもらいましたが、レベルが高かったなぁと思いました。私は「喜びの島」を弾いた。

久しぶりにコースを変えて駐車場に戻ると、新たな雪だるまが出現していた。以前のに比べると、のっぺりとした感じだけれど、それはそれで愛嬌があってイイ。

暗い表情で教室にやって来た生徒さん

グランドへ行く前に2件のスーパーに寄りましたが、トマムへ行く前よりも食品の値上がりが著しく、何とかならないものだろうかとため息がでる。生姜が好きなので、いつも2袋買うが、今日は一袋に半分の量になっていた…!

物価高だけれど、お花は週に1回飾るようにしています。先週のデンファレやアルストロメリアにカーネーションやアルストロメリアを足しました。

お花で優しい気持ちに

お花を飾るとお部屋が明るくなり、レッスンするときも言葉を選んで伝えているので、お花の存在は大きいと思います。

今日は最初に来た生徒さんの表情が暗くて心配しました。すぐに練習がうまくいかあかったのだろうと思いました。スタッカートを軽く弾くのは難しいですよね。鍵盤に指を置いてから弾かずに上から指を落とすと重たい音になってしまいます。音から音へ跳ぶためにも、指を鍵盤に置いて軽やかに弾く練習をたくさんしました。

帰るときに、ようやく笑顔になって「また来週ね」といいました。来週は子供たちが大好きなグループレッスンです。

初見に強くなろう

レッスンをするときに、一回で正しい位置に指を置くことを習慣にしてもらっていますが、音の高さがよく分からずに違うポジションに置いてしまう生徒さん。何拍子なのか見て、弾く前に手拍子をして音名で読むとか、リズムを正しく演奏しましょう。初見が強くなると、楽譜を見てすぐに弾けるようになるので、俄然面白くなります。

音符カードをト音記号とヘ音記号を混ぜて5枚置いて読んでから弾いてもらいますが、これがとても早くできる生徒さんが多いです。初見演奏に繋がるので、焦らずにできることを増やしていくことが大切だと思います。

 

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: スノーシュー, ピアノ piano, コンサート concert, 音楽 music, 花 flower, 癒やし healing パーマリンク

コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.