32あるベートーヴェンのピアノソナタ。1曲につき第4楽章まである作品もあるので全曲演奏するのに何年かかるのだろう。大曲の「ワルトシュタイン」「熱情」だけでも2年かかった。しかし、残すところ5作品となった。
晩年の作品と何故か22番が残っている

土曜日のパスタランチ。今日はハインツのボロネーゼソースを使った。ペンネは100gでも多く、今日は80gにしたのだけれど、具沢山にしたらまだ多い気がする。
ベートーヴェンのソナタは22番の他に最難関の29番「ハンマークラヴィア」、そして、30番・31番・32番の5作品が残っている。その前に今月は問題の「熱情」ソナタの第1楽章を弾く。これが本当に難しくて、若い頃にも第2&3楽章は弾いたものの、第1楽章には挫折した経験があるので緊張感が半端ない。

運動公園へ行くと、昨日は随分と降ったのだとびっくりした。駐車場からスノーシューを履いて行けるほどんい積もっていた。
演奏していると、時々「無」になる瞬間がある。まるで時空を旅しているような、そんな錯覚を覚えることがある。

飛行機で履く軽いサンダルを100円ショップで見つけて歓喜している はじめさん。200円でgetしたという。確かにすこぶる軽く履き心地も良い。

底もしっかりとしていて、とても200円には見えない。私がレッスンで愛用しているAKAISHIアーチフィッターは5,000円くらいもする。試しに履いてペダルを踏んでみたら、これはいけるかもしれない。
譜めくりをしてもらい通し弾き

夕食前に、はじめさんに譜めくりをしてもらって「熱情」ソナタ第1楽章を通して弾いた。独りで弾いていても終始、緊張感のある曲だが、テンポコントロールが感じられ、長く感じなかったという。
最後の方に登場する高音域にある右手のアルペジオと、左手による第1主題が美しく壮大な空間に思えて「無」を感じる。そして、この後は感情が爆発するような凄まじい激しさが待っている。野平一郎さんは『炸裂するエネルギー / 音響空間の彫刻』と語っている。
若い頃より年齢を重ねた今の方が良くなっている

ショパンのバラード第1番にしても、ベートーヴェンの熱情ソナタにしても、若い頃より今の演奏の方が良くなっていると感じる。1つの作品を勉強した歳月もあるのだろうと思う。数年前に、ようやく納得のいくバラード第1番を演奏することができた。しかし、演奏にゴールはないので、まだまだ弾き続けるのだろうと思う。
マルチグリドルで初の豚さがり。ニンニクも一緒に焼くとホクホクとして美味しかった。
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