「運命」と「熱情」は同じ時期に書かれた

園田高弘氏が、あらゆるピアノソナタの頂点に君臨すると評価する「熱情」ソナタが書かれたのは1805年。そして、交響曲第5番「運命」は1808年に書かれました。

このように運命は扉をたたく

弟子で秘書だったアントン・シンドラーが運命の冒頭の4つの音は何を示すのかとベートーヴェンに聞いたところ、「このように運命は扉を叩く」と答えたといいます。「運命」という名称はベートーヴェンが付けたわけではありませんが、ベートーヴェンが答えた「このように運命は扉を叩く」に由来されたのでしょう。

それにしても、1804年には交響曲第3番「エロイカ」が完成し、オペラ「フィデリオ」も書いたうえに、「熱情」ソナタを書いたというのだから凄まじい創作エネルギーを感じます。音域が拡大されたエラールのピアノによって、ベートーヴェンは「ワルトシュタイン」と「熱情」を書き上げました。エラールを入手できて余程、嬉しかったのだと思います。

全ての指を鍵盤の上に置く

ピアノに指を置く場合、弾かない指も全て指が鍵盤の上にあるようにして置いておきましょう。指の独立ができていないと、弾かない指が鍵盤から離れて無駄に力が入ってしまいます。

レッスンで指導しても、家ではラクな弾き方で練習してくるので、なかなか直らず根気が要ります。力いっぱい音を弾かずに、軽いタッチでコントロールし、音の粒をそろえましょう。すぐに力が入ると、「怪獣の手」やめてねといいます。今日はだいぶ良くなったのですが、家で「怪獣の手」にならないように。

雪融けが進む

スノーシューを雪が無い樹のそばで装着し、雪が在る所を辿ってグランドへ行きました。プラスの気温が続き、雨が降ると、どんどん雪融けが進みますね。あと何回スノーシューを履けるかな。

「エリーゼのために」の想い出

金曜日のレッスンはヘトヘトになります。張りきって15分前に来る生徒さんが続きました。練習してきたときは、早くピアノを弾きたい気分になりますよね。私も「エリーゼのために」のレッスン受けていたころ、まだピアノが無くてオルガンで(当時は電子ピアノがありませんでした!)弾いていたので、早く教室のグランドピアノで弾きたくてたまりませんでした。小4のときにようやくピアノを買ってもらってから、両親から「エリーゼのために」を弾いてと催促されたものです。

マルチグリドルで初ジンパ。トングを持って焼き焼きするのが嬉しそうです。

 

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