くまんばちの飛行/リムスキー=コルサコフ

最近、一番最初に弾いている曲。発表会で取り上げるのは初めてなのだが、はじめさんが弾く予定。速い曲だが、ゆっくりと練習するのは意外と難しいので、メトロームを愛用している。勿論、速く軽やかに弾くのは難しいです。実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットの物語である映画「シャイン」を観た時、そのスリリングな演奏に釘付けとなりましたが、演奏効果が高いのと同時に、休みなく16分音符を弾き続けるという過酷な曲でもあります。元となっている曲は、プーシキン原作の歌劇「サルタン皇帝の物語」の間奏曲で、魔の島に海を越えて飛んできた熊蜂の群れが白鳥を襲おうと周りを飛び回るシーンで流れる曲ということです。

「くまんばちの飛行」の前が、シューマンの「子供の情景」全13曲。最後は「詩人は語る」という静かな曲なので、メリハリが出来ることを期待して。続いては意外にも取り上げた事がないドビュッシーの「月の光」。演奏予定の生徒さんは暗譜が苦手なので、私は避けたかったのだけれど、他の曲を勧めても、どうしても弾きたいとの事なので思い切って任せる事にした。(^^; しかし、選曲というのは、ただ曲を選んで並べてもダメなもので、聴いてもらう側の事を考えてプログラミングしないといけない。私はラフマニノフの曲から2曲弾きたいと思っているけれど、このプログラムを通しで弾くと、結構な疲労感に襲われます。

今日は、一人レッスンが入っていたけれどキャンセルになった。夕方、凄い雷が鳴って驚いていたら、ピンポン。生徒さんから抱えるほどの小松菜を頂きました。もう収穫出来るのですね。びっくり!「お母さんが居ないから大変ですね」って心配までして頂きましたが、早速、天麩羅にして頂きました。天麩羅を揚げたのは、勿論はじめさんです。鮮度抜群で、とても美味しかったです。ご馳走様でした。

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