極上の白ワイン

昨年11月、山梨でセレクトしてきた18本のワインだが、私の誕生日に飲んだのが最後の1本だと思っていた。しかし、密かに唯一白ワインを1本だけセレクトしていた はじめさん。それを昨夜飲んだのだが、感動的に美味しいワインだった。丸藤葡萄工業株式の「ルバイヤート 甲州 1993 甘口」なのである。私は甘口は苦手で、ほとんど飲まないのだが、これはもの凄く美味しいと思った。しかし、あれ程の数のワインの中から、よくぞセレクトしたものだと、ちょっと はじめさんを見なおしたのだった。
ラベルを見てみると4,150本限定醸造と書いてあるが、確か1,680円程で買えたのだ。そう、ワインカーヴの良いところ、気に入っているところは、高くても3,000円クラスであるという事。1,000円クラスでも美味しいワインが沢山あるというところだ。ウィスキーなどと違って、ワインはコルクを開けたら飲んでしまうから(特に白ワインは)、そうそう高いワインは飲めずに取って置いたりする。だからデイリーに飲める、お手頃価格のワインが一番である。ソムリエの田崎さんも、実は500円くらいのテーブルワインが気軽で美味しいとおっしゃっていた。ん、本音は違うと思うかも知れないけれど。

通販でも買えるのだけれど、やっぱりまた現地に行ってセレクトしたくなる。最近は「辰巳拓郎のワイン番組」がお気に入り。毎回ゲストが、12種類のワインから、「今、飲みたいワイン」と「自分のイメージに近いワイン」を選ぶのが、とても面白い企画だと思う。私もやってみたい。先日、放送されたれた数学者の藤原正彦氏が実にユニークで面白かった。みずみずしい白ワインが、自分のイメージにふさわしいとお話されていて、数学者にとって美しいと思う感性がとても大事なのだと、ヒョウキンに語る藤原氏であるが、一言一言に重みを感じて聞き入ってしまった。こういう方と、じっくりお話しながらワインを飲みたいものです。

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