プログラム構成&録画チェック

昨日は、初めて はじめさんに楽譜を見ながら演奏を聴いてもらった。そういえば、ラフマニノフの「鐘」のスコアを見るのは初めてのようで、最後の方で4段譜になるので、大抵の人はスコアを見て驚きます。技術的には、そんなに難しくはないけれど、かなり厚みのある音を出すために音の数が多く、一音のミスも許されない厳しさがある。当たり前か…..。そして、「ヴォカリーズ」。初めて弾く時の緊張って凄い。生徒さんが「家では弾けたのに」とよく言うが、ピアノが違うとか、人前だとか、とにかくいつもと違う状況で弾くのは難しい。ゆっくり弾いたので、複雑なスコアでも、譜めくりが出来るようだった。かろうじて止まらなかった。

今朝は、生徒さんのレッスンが入っていたので準備していたが、30分前になってキャンセルの電話があり、それは発表会に出ないという意味でもあり、ガックリ。言葉では言い表せないような気持ちになる。まぁ、色々考えての事なのだろうけれど、諦めて欲しくはなかった。それにしても、気持ちを切り替えて練習するのは容易ではない。

午後から、印刷屋さんに持って行くためプログラム構成に取り掛かった。慎重にやらなければならない作業だ。今年のテーマ、そして、ごあいさつの文章。21回目の発表会になるけれど、新たな気持で臨みたいと思う。段取りがついたので、ドキドキのレコーディングをしてみた。現実を知るために早い方が良いのだけれど、1ヶ月前の今日からスタート。初めてにしては、けっこう調子がイイなぁと思った瞬間、音が飛んだ。なんとかすぐ戻せたが、こういう瞬間が凍り付くほど怖い。ここのところ、10分程の曲を弾いているが、今回は2曲という事で、同じ10分でも、気持ちの切り替えをして弾きだすのが難しい。「ヴォカリーズ」の最後の和音が凄まじくなる所が、整理出来ていない。しかし、それ以外も、そして最後の最後まで、なんて難しい曲なのだろう。頑張らないと!

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