演奏者に対して容赦のない咳

午前中レッスンの予定だったが、体調不良のため欠席でレッスン休みとなった。帯状疱疹にかかったという事で先週に続き欠席。母や知人もかかった事がある病気で、痛みを伴うらしい。安静が一番なのだろうけど、ご自身のお仕事、家事などあるから、なかなかゆったり安めない現状のようです。あまり無理せずにお大事にしてください。

午後から集中してピアノに向かっていると、恩師から電話が。先日のコンサートのお電話で、いつもは葉書が届くのだけれど、相当お疲れのよう。そう午後2時スタートで終わったのが7時近かったのだ。4部構成の1部を除く会の全てのトリを務められたのだから無理もありません。とにかく凄い数のプログラムだったので、ステージの上には2台のピアノが置かれ、次の演奏者が待っているのでした。そして、暗闇の中を演奏者が登場しては退場されるので、客席はいつ拍手をしたら良いのか戸惑っていました。(^^; プログラムも見れない程の暗さでしたが、スムーズにプログラムを進めるための演出だったのでしょう。でも、演奏の後には、やはり拍手をしたいのにと、ちょっと不思議な感覚に包まれました。

沢山の先生がご出演されていたので、小学生のお子さんも多かったです。丁度、通路を挟んだ席の子が、ひっきりなしに大きな咳をするので、ゼスチャーで静かにねと合図したのですが、全然ダメでした。こちらをチラチラ見ながらの咳はわざとらしく、隣の席のお母様も知らんぷりです。本当の咳なら、せめてハンカチを当てさせるとか注意して欲しいものです。しかし、その子も最初から最後まで居たのには驚きでした。私たちは耐えかねて4部で席を移りましたが、おしゃべりな人、鈴を鳴らす人、ビニール袋を開けてパンを食べだす人が居て、先日のキタラでも驚きましたが、マナーが….
3部からナレーションが入ったり、照明が加えられたりと、ステージも華やかになり、また演奏も素晴らしかったです。熱心に聴いている方や、演奏者に失礼なので、もう少し聴くマナーを指導していく必要もあるのではないかと思いました。(^^;

26日(金)は小山実稚恵さんのピアノ・リサイタルに出かけますが、ゆったり聴けたら良いなと思います。

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