3時間も練習してきたら褒めましょう

今朝は、まずブルが置いていった雪を片付けるため外へ出たが、意外と少なかったのか私が出た時には、ほとんどはじめさんが全部やった後だった…。レッスンは9時50分からなので、慌てて支度する。すかさず電話が鳴る。札幌からの生徒さんなのだが、渋滞で時間に着きそうにないという。次は新しく来る人なのだが、10時に変更可能か聞いてみた。OKで良かった。やれやれ…

先日の「がおっています」という状態から、どんな感じで来るのか心配だったけれど、明るくて素直なお嬢さん。しかも、とても前向きなのだ。どうしてまたそんな事になったのか不思議である。
まず、姿勢、椅子の座り方、呼吸、そして、左右の指番号さえも、ピアノを弾く前にしなければならない事を何一つ習っていなかった。指番号は、小さい子だけに教える事ではないと思う。私は両手を合わせて、風船のようにふくらませて、5本の指を意識して、親指から、チョンチョンと合わせる練習をしてもらった。それを見て、お母さまも真似をしていました。4の指は、あれ?少し難しいとうリアクションをしていました。先生が当たり前に分かっている事でも、小さい子に限らず大人の生徒さんであっても教えるべきだと思います。

使っている楽譜はバイエルだけ。10曲の宿題を出されて毎日3時間も練習していたのだそうです。泣きながらね…。しかし、先生は褒めるどころか、「私は5時間弾いていました」と言ったそうです。もう、呆れて言葉がありませんでした。その子は、音楽科ではなく、保育科なので、それだけ練習したら、まず褒めてあげましょうよ!それに、もっと楽しくレッスンしても良いのではと思います。
今日はソルフェージュを中心にレッスンしてみたら、歌いながら初見のスコアでも弾くことが出来て喜んでいました。出来る事を増やして進めて行きましょう!

遅れて札幌から来た生徒さんも、同じく高3の時に倶知安から通って来ていました。その生徒さんが進学した学校と、新しく入った生徒さんが通う学校は、名称は変わっていたけれど同じ学校だったのでびっくりでした。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano パーマリンク

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください