ヴァイオリン・ソナタ A Dur/フランク

「名曲探偵アマデウス」で、フランクのヴァイオリン・ソナタ イ長調が取り上げられたのがきっかけで、この曲がすっかり気に入った。ヴァイオリンは千住真理子さん、ピアノは藤井一興さんによる演奏だったが、この演奏がまた素晴らしかったのだ。(藤井さんは、盛岡に住む友人に似ていて驚いた) フランクのピアノ作品は、全く弾いたことがない。この作品はベルギーのヴァイオリニスト、イザイのために書かれたという事だ。最近、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタを立て続けに演奏した日本人の演奏会をTVで聴いたが、これも素晴らしい演奏だった。こちらも高い演奏技術を要求される曲だという。

昨年のバインオフでヴァイオリンのお友達であるJさんにフランクのヴァイオリン・ソナタの話をしたら、なんと先日ピアノ譜を送って頂いた。感激でした。ありがとうございます!しかし、聴いている分には素敵な曲だけれど、スコアを見ながら弾いていくと、とんでもなく難しい曲…!特に第2楽章は、ピアノの序奏が13小節もあるのだが、ラヴェルの「スカルボ」を彷彿させるような難しさである。音符がとても多い上に音域が広く、細かい音形でテンポは速い。これでヴァイオリンと合わせなくちゃならないのだから!まぁこれが弾けたら、全部弾けるのではないかと思う気がするけれど、全4楽章の大曲。どの楽章もとても魅力的なので、いつか弾きこなしてJさんと合わせられる日が来るといいなぁ。

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