初めてレッスンを休ませて貰った

健康が取り柄の私は、滅多に風邪をひくこともなく、生徒さんやご父兄がいつも気をつけてくれるお陰で生徒さんからインフルエンザを貰ったこともない。教室を開いてから今年で22年目を迎えるのだが、これまで一度もレッスンを休んだ事が無いという不死身な私であった。だが、最近は近くの内科医である先生に診てもらうことが多くなった。そう思っていた矢先。ついに昨日、今日とレッスンを休まなくてはならない事になった。

人生初のインフルエンザにかかったのだ…。
どうやら、先日のビール醸造体験の日に感染したようなのだ。一緒に参加した友人も同じ日に発症したからだ。同じ部屋に何時間も居て作業していたので、果たして何人の人がかかったのか。今度はワクチンを打って参加したいと思います。それでもかかる時はかかるのでしょうけれど。

突然の悪寒、頭痛、発熱、全身の痛み、喉の痛み、咳などなど、思ったよりも辛い症状にびっくりです。醸造体験の帰りに急に気分が悪くなったのは、そういう事だったのだなぁと思いました。でも、飲む席ではマスクも出来ませんしね。

さて、はじめさんと主治医に診てもらったのだが、私が先に呼ばれた。ざっと説明すると、先生は手に怖そうな物を持っていて、何をされるのだろうと思った。どうやらその細い物を鼻に入れるらしい。わわわっ。先生「逃げないで!」。この言い方が可笑しかったけれど、その時は、どうなるのだろうと思いました。鼻の粘膜を取ってインフルエンザかどうかの検査のようでした。5分程で判明しますと言われた。そして、はじめさんが呼ばれたが、はじめさんは、その検査を免れて、私が大丈夫なら大丈夫だからと言われ、痛風の方の検査を受けていた。なんと臨機応変な。

名前を呼ばれ、再び診察室に行くと、「インフルエンザA型と出ました」と言われ、愕然とした。はじめさんには、軽い数値しか出なかったから長引かないだろうと説明があったそうだ。先生には土曜までレッスンをお休みした方が良いと言われ、あれ?レッスンをということは、先生は私がピアノを教えている事をご存知のようで、ちょっと驚きました。私には、薬を飲むタイプは吸引するタイプにするか聞かれたので、1回で済むという吸引タイプにしました。処方されたイナビルという薬を薬局で貰い、その場で吸ってくださいと言われた。2本も!それを、はじめさんは羨ましそうに見ていた。いやいや、決して美味しいものではないから。どんな感じかと聞かれても、ん、なんと答えていいものやら。(^^;

生徒さんにレッスンを休む電話をかけるのには、けっこう勇気が必要だった。長年、やむを得ず休む事になっても良いように、レッスンは多めに入れているので、実際には変更ということになるのだろうけれど、それでも…。しかし、どのお宅に電話しても、ご父兄も生徒さんも、みんな心配してくれて、「えーっ、大丈夫ですか?」「えーーっ、先生がですか?」「辛くないですか?」と、とても優しいのだ。うるっと来ましたね。私は、生徒さんから休むという電話に、こんな風に労りの心を持って接していただろうかと思いました。電話している時も頭はガンガン、身体の節々が痛かったのですが、生徒さんに励まされると、1時間程ピアノを弾く気力が出て来ました。ありがたい事です。

「梅ちゃん先生」のように、近くに主治医が居るというのは安心です。インフルエンザでも、雪の中、歩いて行けるのだから!しかし、先生に、お腹の具合はどうなりましたか?と聞かれた時は慌てた。患者というのは、悪くなったら医者を必要とし、良くなったら行かなくなるから、心の中では感謝しているのに、「先日はありがとうございました」という言葉すら出て来なかった。色々と反省なのである。

お読みいただきありがとうございます。応援よろしくおねがいします。
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村
カテゴリー: ピアノ piano パーマリンク

初めてレッスンを休ませて貰った への2件のフィードバック

  1. Runa_apple のコメント:

    インフルエンザですか!!
    最近、インフルエンザが流行ってると、良く聞きますが・・・

    やっぱり、風邪予防は大切ですね!
    先生もお大事になさってください!

    私も、明日、予防注射に行ってきます☆

  2. みかこ のコメント:

    Runa_appleさん、こんにちは!

    ピアノ教室では、インフルエンザでの欠席は
    今のところ、そうなに多くないけれど
    学校は集団生活だから、
    ワクチンは打っておいた方が良いですね。

    どうもありがとう。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください