文月

今年も既に半分が過ぎてしまった。朝のニュースを見たら北海道で余市が一番気温が高かったようだ。レッスン室は北側にあるので、朝のうちは快適なのだけれど、午後からどんどん暑くなる。西陽が入るので夜までずっと暑いのだ。家を建てる時にハウスメーカーの人は、北海道は涼しいからクーラーは必要ありませんなんて言っていたけれど、窓を開けて練習出来ないので、すぐにクーラーを付けなければならなかった。昨年買ったサーキュレーターは左右・上下に動くのだが、音が五月蝿いのが難点。毎年9月に発表会を行なっているので、暑い夏に一番練習量が増える。効率良く練習&レッスンが出来るように取り組みたい。

6月までは譜読み、今月のグループレッスンでは全部弾けるようにするのが目標。苦戦している生徒さんに調子を尋ねると、前回のレッスンでは全然出来なかったことが、すんなり出来ちゃっている事が多い。6手連弾、ソロ2曲、ハンドベル・アンサンブルと3つのコーナーに出る生徒さんは夏休みを10日間東京で過ごすようで、その間練習出来ないのだという。これは大変だ!しかし、本人もそれが分かっているようで、今日のレッスンでは随分と進展した。出来る事が増えてくると、面白くなるのか練習も気合が入っていた。

最後に来た生徒さんは、風邪が長引いていて調子悪そうだ。シベリウスの樹の組曲から「樅の木」を弾くが、risolutoの部分が音を掴めずに速く弾くことが出来ないでいる。アルペジオは和音で掴む練習をすると簡単になるのだけれど、塊を読むのが大変なようだ。レヴェルは中級上くらいだけれど、この曲は表現というか雰囲気を出すのが難しいので、今まで大人の生徒さんばかりに当てていた。そんな中で10代の彼女が、どんな演奏をしてくれるか楽しみである。

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